モデルは、キングス製のエッチング側板を使用したもので、KATO製キハ20，キハ25を改造しています。本来の10系気動車は、車体幅・高さが20系気動車より小さいのですが、今回は気軽に側面交換のみで済ませています。ベンチレターはGM製80系EC用のものに足を付けて使用しています。
キハ10が動力車で、KATO製キハ20（新）をそのまま使用しています。

なお、キハ17の妻面の塗り分けは誤りです。実物は屋根の色が回り込んでいました。（キハ25参照）

キハ20，キハ25の増備車は、側窓や台車，ベンチレターなどの変更が行われ、共に201〜の番台となりました。この増備車の製造はＳ33年から。
一方、旧気動車色で塗装されていたのはＳ34年９月までで、キハ20は267まで、キハ25は232までが旧塗装でデビューしています。この旧塗装の塗り分けは、黄褐色２号＋青３号。屋根は青灰色となっています。

モデルはKATO製キハ20，キハ25の塗り替え品です。塗料は、GMカラーを元にして関連誌の写真などを参考にしています。キハ25では、屋根の青灰色が妻板まで回り込むのがポイントです。

同社からは、過去にスカ色塗りの製品が発売されていましたが、実際の旧気動車色とは全く違う色ですね。