国鉄・シキ810(シキ800型810B2)/大物車
シキ810は、H8年に制作された大物車で、大物車としてはS62年以来の新製車です。所有者は東芝物流で、同社のシキ170B(荷重160t)の置き換えとして製作されました。
正確には、形式はシキ800で番号が810、種別がB2ということになります。
積載最大荷重は160t、自重は63.0t。全長は、空車時で26.68m、積載時最長で37.68m。
また、最高速度は、空車時で75km/h、積載時では45km/hでシキ170よりも10km/h向上しています。
車体色も特長で、上回りは青26号、下回りは灰色1号とされました。

モデルは、ペアーハンズ製のシキ810キット使用しています。
現在の商品ではなく、JNMAにて先行販売されたもので、全てのパーツがエッチング板で組み立てるようになっています。
特に荷受け粱では、側板は4枚のエッチング板を貼り重ね、また中央部も折り曲げて複雑な箱状に組み立てますが、やや困難な作業でしたので、一部をプラ板に置き換えています。
台車と最下層はTomixのシキ1000を使用しています。ディテールの修正も考えたのですが、見苦しくなりそうなので、長さ調節以外の加工はしていません。
ディテールアップは、荷受け粱のフック類と中間層の表示板程度です。
塗装は、カラフルな青26号で、調色したものを使用しています。台車は灰色、荷物は台車よりもやや暗い灰色にしています。塗装前に磨き・洗浄をした後に、マッハのメタルプライマーとスーパーマルチを併用して下処理をしています。
標記類はすべてデカールで入れました。

 



   



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