TVゲームソフト

もともとR・P・Gゲームをモチーフにした「ヴィルガスト」でしたが、
商品化が広がる中で、TVゲームへの「先祖帰り」もされました。
スーパーファミコン用とファミコン用の2種が発売されていました。


甲竜伝説ヴィルガスト〜消えた少女〜

スーパーファミコン版ゲームソフトです。
バンダイがスーパーファミコンに参入し始めたころの商品でNo,5の商品です。バンダイ初のオリジナルキャラ・ソフトでもあります。発売数が10万本を越えたソフトも初でした。

内容は当然RPGゲームで、マップ面を2頭身のキャラが並んで行進するのは楽しいですね。ちょっと大きめのキャラで、髪の毛の艶(キューティクルの輪)までがきれいに再現されています。
戦闘画面では、キャラが相手の前に攻撃に行くアクションが新しい試みでした。(今ではあたりまえですね。)
どちらかといえば、ストーリーは単純明解でマップも判りやすく、誰でもサクサクと進められる内容でした。一応、原作に沿ったストーリーなのですが、ラストバトルとエンディングはゲームオリジナルのものになっています。

バンダイ05・SHVC-VL 92年発売 ¥9,000


甲竜伝説ヴィルガスト外伝

こちらはファミコン版ゲームソフトです。
エンジェルはバンダイグループのメーカーでした。(現在は統合。)

ストーリーは原作とは別もので、「ムロボ」が主人公になって邪神を倒す旅を続けます。途中で、他のメンバーと出会ってパーティーを組むのですが、「瞬」や「三智子」それに第1パーティーのメンバーもいません。かわりに「リタ姫」や「シルビー」が登場しています。
かなり、テスト的な要素を多用した内容で、戦闘にシュミレーション的な要素と、バトル自体にはアクション
ゲームを加えています。キャラごとに違うアクションで闘うのですが、ストーリーが進むにつれて、ちょっと
操作に飽きがきてしまいます。
ファミコン末期の発売ということもあって、発売数は3万本しかありませんでした。

エンジェル・ANG-VI 93年発売 ¥8,000



  


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