小湊鉄道のキハ200は、Ｓ36〜Ｓ52に14両が製造されました。
製造工場は日車で、国鉄のキハ20に準じた車体ですが、側面の窓の数がキハ20では客ドア間の窓が５個なのに対してキハ200では６個と異なります。
また、室内はオールロングシートで、便所もありません。
キハ211〜214の４両は側窓がユニットサッシとなっています。

（実車写真は、キハ204　Ｈ12.3.5　五井駅にて）

　
　

モデルは、SHOPねこまた製のエッチング側板をKATO製キハ20につないで加工したものです。
側面をすっかり入れ換えてしまうほかは、元のキハ20のパーツを活かします。キハ20の屋根板は車体よりも若干短いので、プラ板をはさんで長さを合わせています。もちろん、ヘッドライトは削り取ってしまいます。
正面は不要なディテールを削り、シルドビームはタヴァサ製、テールライトは銀河製を使っています。
窓ガラスは、正面はKATO製キハ52のもの、側面もサッシ部分はキットのものを使わずに、同じキハ52の窓ガラスをはめ込みました。
ベンチレターは、Tomixの415系の箱型ベンチレターを使用しています。

　

３輛のうち１輛（213）は増備後のユニットサッシの車輌です。
基本の組み立ては一般型と全く同じですが、客扉にプレス無しのものを使用しています。また、正面のテールライトケースが小型のものになり、標識掛けがつきません。

　＊エッチングパーツ：小湊鉄道・キハ200用側板セット　→　イベント特製品として販売。